読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

大神神社・三輪山・箸墓古墳に行ってみた。

前から行きたいと思っていた、奈良の大神神社三輪山卑弥呼の墓?って言われている箸墓古墳に行ってきました。
 
まずは簡単なご紹介を。
 
 
-----------------------------------------
-----------------------------------------
奈良県桜井市にある日本で最古の神社。
大国主神の国造りにおける登場神が祀られています。
 
付近には古墳や史跡がたくさんあり、邪馬台国だったり、ヤマト政権の初期はこのあたり一帯だったのでは?という説があります。
 
 
大神神社のご神体。
現在は入山が許可されていますが、「登山」ではなく「お参り」になります。
(カメラや火気の持込は禁止です。)
 
縄文時代、または弥生時代から信仰の対象として今に続く山です。
 
 
-----------------------------------------
■祭神について軽く紹介
-----------------------------------------
古事記では以下のような形で登場します。
 
大国主神の国造りの最中、相棒の少彦名神が常世の国に行ってしまい、大国主神は途方に暮れてしまいます。
 
その時、現れたのが大物主大神です。
 
大物主「国造りを完成させたくば、私を三輪山に祀るのじゃー。」
大国主「ハハーッ。」
 
こうして国造りは成就しましたとさ、メデタシメデタシ。
 
蛇の神様として有名です。
大国主神の分霊でして、大国主神大物主大神はともに大黒天として祀られることがあります。
 
 
古事記の国造りでは主役的な神様です。
 
前述の大物主大神と、後術の少彦名神とセットで祀られることが多いです。
 
 
大国主神の国造りにおいて、重要な役割を果たすとても小さな神様です。
大国主神とセットで祀られることが多いです。
 
裁縫(針)の神様としても有名で、「一寸法師」のモデルでもあります。
 
ちなみに雛祭は「スクナヒコナ祭」が簡略されたものが始まりで、男ひなは少彦名神、女ひなは神功皇后がモデルらしいですよ。
※このあたりは和歌山の淡嶋神社のサイトとか見ると詳しく載っています。
 
 
-----------------------------------------
箸墓古墳卑弥呼について
-----------------------------------------
前述のとおり卑弥呼の墓?っいていう説があります。
 
邪馬台国畿内説、九州説、(他に卑弥呼の後継者、台予(いよ)にちなんで伊予の国(愛媛県)ってことで四国説もあるみたい。)のこともあるから断定はできてませんが、本当にそうだという思い込みのもとで行ったほうが単純に楽しいと思います笑
 
邪馬台国卑弥呼も謎が多くてロマンありますね。
もし邪馬台国が四国にあったのなら、神武天皇の東方遠征も四国から出発したのかなー?とか、いろいろ妄想が膨らみます。
 
とりあえず僕の中の卑弥呼は、キレイで自分のことを「わらわ」って呼ぶ、ベタなやつです笑
 
 
-----------------------------------------
■行ってみた
-----------------------------------------
まずば大神神社三輪山から。
神社の鳥居がすごく大きい!(これは昭和に入ってから作られた)

f:id:meishomisettei:20170226210148p:image

 

f:id:meishomisettei:20170226210151p:image

神社の前は露店や屋台で賑わっていました。
 
神社の中には祠等も結構な数があり、隣接していたり付近にも神社がたくさんあります。
中には相撲神社(相撲発祥の地だとか)なんてものもありました。
 
 
まぁせっかく神社に来たし。ってことで。
夫婦岩と呼ばれる、夫婦円満のご利益のある岩へのお参り。
※僕は平日は単身赴任で、週末に家に帰るから、帰った時は嫁さんの機嫌が良いようにお願いしておきましたw
あと知恵の神様である久延彦神社でうちのガキの頭が少しでも良くなりますように、とお願いしておきました。
 
 
まぁお参りもそこそこに、目的は御神体である三輪山です。
狭井神社で入山手続き、注意事項の説明を受け、料金を払って入山することになります。

f:id:meishomisettei:20170226210153p:image

正直、山としては低くてすぐに山頂まで行けるとか思ってたんです。
 
が、実際は高さの割に勾配がキツくて結構ハードでして、上りが40-50分、下りが30分程度かかりました。
距離も4キロ近くあったんじゃないかな。(2キロ程度で数十分で終わると思ってました。)
 
山中は撮影禁止なので、写真はありませんが、とても神々しい雰囲気でした。
神道信仰の白装束の人もおり、中には裸足で登っている人も。
裸足キツそうやな~・・・
 
 
ちなみに僕は日本神話は女神転生シリーズで興味持って、古事記に関する書物は数冊読んだ程度ですが、かなりロマンを感じまして、まさに聖なる場所ってカンジでした。
 
そういえばスーファミ真・女神転生ではオオモノヌシは仲魔として登場するけど、オオクニヌシスクナヒコナは出てなかったかな?
シリーズの他の作品とか派生シリーズのペルソナには出てたような・・・どうだったかなー。
 
真・女神転生の前の、ファミコン女神転生では主人公の中島と弓子はイザナギイザナミの転生した姿って設定でしたね。
 
真・女神転生は今スマートフォンアプリにもあるけど、ファミコン女神転生女神転生2は移植されてないんですよねー、久々にやりたいけどなー。
 
・・・とまぁ、僕はドラクエでもファイナルファンタジー派でもなく女神転生派という微妙な派だったという小話です笑
 
ゲームから神話に興味持ったわけですが、ガキの頃に古事記に関わる機会ってあんまりなかったから、ゲームから入る人って結構多いと思うんですよね。
 
パチンコから北斗の拳に入ったってオジサンはよく見かけますが、それに近いかと笑
 
 
その後、露店でコロッケとか甘酒をつまんでいると、初老の女性が声をかけてきて、何故か田楽味噌こんにゃくをごちそうしてくれましたw
まぁそれでもまだお腹が空いていたので、名物の三輪そうめんを食べて、お腹がいっぱいになったところで、次の箸墓古墳へ向かいました。
 
 
箸墓古墳は徒歩でも行ける範囲です。

f:id:meishomisettei:20170226210157p:image

まぁ、なんてゆーか。
古墳です、以上!笑
 
 
関連のある遺跡にもいきました。

f:id:meishomisettei:20170226210159p:image

超地味です、ってゆーか見た目ただの空き地でした、以上!笑
 
 
まぁこういうのは「妄想が大切」なのです。
これ見てあーだこーだ妄想して楽しむのがいいんですよね。
 
早い話が、私のボキャブラリーでは特に書くことがありませんよ笑
 
その後は適当にブラブラしまして、結局20km近く歩くことになりましたとさw

f:id:meishomisettei:20170226210202p:image

 
 
ちょっと神社とか史跡巡りってオジン臭いイメージがありますが、不確定なことをあれやこれや妄想して楽しむってのはいいもんです。
 
また面白そうなところを見つけては行ってみたいと思います。
 
 
ぢゃ。

高野山に行ってみようと思ったけど行けなかったorz

 
前回、週末に高野山に行くとか書きましたが、結局忙しくて高野山には行けませんでした・・・orz
 
高野山は二回登ってるんですが、二回とも走っていったので、この山のことあんまりよく知らないんですよね笑
 
今回はせっかく歩いていくから、ちょっと高野山のことを軽〜くリサーチしてました。
せっかくなので、備忘録的に書いておこうと思います。
 
 
-----------------------------------------
高野山について
-----------------------------------------
高野山平安時代の初期に弘法大師(空海)が開いた日本仏教の一大聖地です。
 
2004年にはユネスコ世界遺産に登録されました。
 
-----------------------------------------
-----------------------------------------
世界遺産としての範囲は「紀伊山地の霊場と参詣道」で、吉野・大峰・熊野三山高野山と参道(大峯奥駈道・熊野古道高野山町石道)でして、高野山世界遺産というよりは「高野山世界遺産の一部」ってカンジです。
 
世界遺産の分類は文化遺産で、登録基準は(2)(3)(4)(6)です。
 
登録基準の内容(超略w)
(2)建築や記念碑、都市として貴重
(3)文化的伝統として重要
(4)建築様式や景観が優れている
(6)普遍的な思想や信仰、芸術、文学に関連する
 
世界遺産の種類としては他に
・自然遺産(屋久島、白神山地、知床、小笠原諸島)
複合遺産(日本にはない。自然遺産と文化遺産が複合されたもの)
危機遺産(これも日本にはない、世界遺産のうち維持や現存が難しいもの)
負の遺産(広島の原爆ドームなど、人類の犯した間違いを二度と犯さない戒めとなる物件)
 
があり、富士山や法隆寺古都京都の文化財古都奈良の文化財など日本の大半の世界遺産文化遺産に属します。
世界遺産は世界至る所に1000ヶ所以上ありまして、75%以上は文化遺産となっています。
 
まぁ世界遺産の話はこれくらいにしておきまして、高野山のキーワードとしてすぐ浮かぶのは空海こと弘法大師です。
 
 
-----------------------------------------
-----------------------------------------
この記事のはじめにも書きましたが、彼が高野山を開き真言宗の開祖となりました。
 
高野山開創までの空海の人生(かなり略)
774年 香川県で郡司(地方官)の子として生まれる。幼名は真魚
 
788年 平城京に上がり、阿刀大足(平安時代の学者)のもとで学んだ。
 
793年 仏道の修行に入る 空海と名乗り出す
 
804年 遣唐使の留学僧として唐に渡る
 
806年 帰国。
もともと20年の留学予定が2年で切り上げられ、当時の規定では罪にあたった。
そのせいか帰国後2年間は入京できず、大宰府で留まった。
 
809年 入京。
(この入京には最澄の支援があったと言われており、その後二人は10年程交流関係を持った。)
 
816年 嵯峨天皇より、修禅の道場として高野山を賜る。弟子を派遣して開創に着手。
 
 
高野山に関連する空海の伝説
・丹生明神(イザナギの娘で、天照大御神の妹にあたる。高野山の地主神)から高野山を譲り受けた。
・高野明神が空海高野山に案内した。
空海は今もなお生きていて、56億7000万年後に弥勒菩薩がこの世に出現するその時まで、人々を救い続けている。
 
空海に関してはそんなとこですかね。
 
 
-----------------------------------------
高野山の女人禁制について
-----------------------------------------
高野山といえば女人禁制ってのが有名です。
「なぜ?」とか「男尊女卑?」とかよく聞きますが、僕なりになぜかを考えてみました。(妄想)
 
(1)「女の体力じゃあ、この山は危険だゼ?」という空海先輩の優しさ。
(2)女性が近くにいると禁欲が難しいから
(3)地主神である丹生明神が怒るから
※昔から山神は醜く、自分より美しい女性を見ると怒るって話が多い。
(4)空海は女性が嫌いだった
 
江戸時代の学者によると、日本に男色を持ち込んだのは空海らしく、空海は男色の祖でもあるらしい。
 
とはいえ、だからといって女性が嫌いとは限りません。
空海歌人としても超一流で、様々な文化に精通していたらしく、僕的には結構おおらかだったというイメージがあります。
 
そういう意味では(2)が有力かなー。とか思ったり。
 
でも高野山を丹生明神から譲り受けた、とあります。
 
参道の途中には、
火の雨が降った時、石を押し上げ母親をかくまったとされる「押上石」ってのがあります。
「母親(女)が入っちゃってんじゃん笑」
と思ったのですが、それにより山神(丹生明神)様が怒って火の雨を降らせたのかも?
 
とか思うと(3)も捨て難いんだよなー・・・
 
 
-----------------------------------------
高野山のみどころ
-----------------------------------------
南海電鉄さんのホームページ(http://www.nankai.co.jp/ )がいいカンジにまとめられてました。
 
(というか、ちょっと長くなってきたので書くのが面倒になってきましたw)
 
 
 
 
まぁ高野山に関してはだいたいこんなカンジです。
今回は行けませんでしたが、また機会あれば行きたいと思います。
 

GPSツールについて。

 
趣味でちょくちょく山に行きます。
(日帰り専門ですが。)
 
僕は一人の時間が大好物です。
一人でブラブラすることが多くて、どちらかというと山ではあんまり人に会いたくありませんw
 
せっかく山に来たんだから、許容できる範囲で孤独感とか不安感とか味わいたいんです。
なので、里山のとかあんまり人気のないとこだったり、ナイトハイクだったりが多いです。
 
かといって、山に一人で行って迷ったら嫌です。
特に晩に迷ったら超怖いですw
 
なので、紙の地図だけじゃなくて、GPSツールも使ってます。
今回は使ってるGPSツールを紹介してみます。
 
 
 
-----------------------------------------
■パソコン
-----------------------------------------
PCでは「カシミール3D」を使ってます。
 
この後に紹介するスマホアプリ使い出してから、紙の地図って殆ど使う機会がないんですが、やはりないと不安です。
 
予定ルートをこのソフトで作って、スマホに入れておくのに便利。
 
 
 
-----------------------------------------
-----------------------------------------
スマホには「Geographica」を入れてます。
 
先ほど紹介したカシミール3Dで作ったルートを取り込むことができて、事前に地図をキャッシュできるので、圏外でも使える超便利なアプリです。
 
事前に地図のキャッシュをして、カシミール3Dで作ったルートを取り込んでおくと、現在地の把握がしやすいので、紙地図を使うことが殆どなくなりました。
 
GPSは現在地の把握だけではなくて、ログをとることもできます。
が、当然バッテリー消費が激しくなります。
 
僕はカメラもiPhoneで済まるので、バッテリーは節約したい。
ってことで、GPSログはこの後紹介する時計でとってます。
 
 
ちなみにiPhoneは防水ケース+アームバンドで使ってます。

f:id:meishomisettei:20170214225411j:image

何気にこのケースは専用のアームバンドの使い勝手がよくて気に入ってます。
 
 
 
-----------------------------------------
■時計
-----------------------------------------
紹介する前に書いてしまいますが、前述した「Geographica」があれば、スマホとモバイルバッテリーの方が便利な気がしないでもないw
まぁ買っちゃったもんはしゃあないし、使えるうちは使うつもり。
 

f:id:meishomisettei:20170214225414j:image

何年か前に買ったガーミンのfenix 2Jって時計を使ってます。
登山も、ジョギングもこれです。
 
初めてのGPS時計だし、日本語対応版ってことで、これを買いました。
 
が、使うメニューが限られてるので今から思えば言語はどうでもよかったw
 
バッテリーのもちは良くて、
16時間(毎秒測位 ジョギングはこっち)
約50時間(60秒間隔測位 登山はこっち)
なので、バッテリーの心配はほぼありません。
 
ガーミンコネクトってソフトを使えばクラウドGPSログがアップできるので、一度行った場所はカシミール3DやGeographicaにルートとして取り込むことができます。
(スマホにもガーミンコネクトはあるので、その場でBluetooth接続して同期できます。)
 
 
まぁ不満点としては
・デカイ
くらいです。
見づらいって意見もよくありますが、個人的にはあんまり気にならないかな。
 
値段もそこそこするし、無くてもスマホで代用できるんですが、あればやはり便利です。
なんか腕時計でログ残るのって、女神転生のオートマッピングぽくてカッコよくない?(って思うのは俺だけ?w)
 
 
週末一年半ぶりに高野山行ってきます。
前は一人トレランで走っていったけど、今回はまったり歩いていきます。

「デスマスク」岡田温史 (岩波新書) 読んでみた。

先日会社の新年会でした。
カラオケで聖闘士星矢を歌ったんです。
 
聖闘士星矢が流行ってた頃、
蟹座の僕はゴールド聖闘士のデスマスクがゲスい小物臭ハンパないキャラだったので、悲しかったのを思い出しました。

f:id:meishomisettei:20170206231736j:image

「あじゃぱアーッ!」ぢゃねぇよww
 
水瓶座とか獅子座が羨ましかったもんです。
(これ、結構共感する人多いと思うんだけど、どうですか?)
 
 
ところで、デスマスクってキャラクターの名前だけじゃなくて、死に顔を形に留めた物としての「デスマスク」ってありますよね。
有名どころはナポレオンとか織田信長デスマスクとか。
 
 
ってことで、急にデスマスクに興味が出てきました。
 
デスマスクも自画像の一種みたいなもんじゃないの?とか。
背景の宗教的考えとか死生観、そもそもライフマスクと何が違うねん?とか。
 
そう考えるとマスクって結構オカルトな匂いするな。
とか思って、古本屋で「デスマスク」ってそのまんまの本を買ってきましたw

f:id:meishomisettei:20170206231738j:image

デスマスク」って響きから
「邪悪でエキセントリックなもの」
という印象を持ちがちですが、実際読んでみるとそんなことはなく、実用的で「自然に発生した風習なのかな。」と思えるものでした。
 
今の我々の身近なものだと、遺影に近いものがあるのかな?
 
なんとなくメメント・モリの思想にも通じるところがありまして、特に古代の王族や、英雄など一定の地位以上の人たちは常に死の危険はあったでしょうから、自分がいつかは死ぬこと、そして死んだ後のことは意識してたんじゃないかな。
 
 
まぁそんなカンジのデスマスク
ちょっと各章の概要なんかを紹介してみます。
 
 
 
-----------------------------------------
■各章の概要
-----------------------------------------
基本的にはデスマスクや彫像、肖像画の紹介(写真)と解説で構成されてます。
 
写真は小さいながらも、数はそこそこあるのでパラパラめくってるだけでも面白かったです。

f:id:meishomisettei:20170206231741j:image

 
 
■1章「古代ローマの先祖崇拝」
古代ローマでは先祖の肖像は「イマギネス」と呼ばれて、葬儀や葬列に使われていました。
 
デスマスクの時代はこのあたりから始まります。
 
 
 
■2章「王の二つの身体」
ロンドンのウェストミンスター大聖堂に、名君エリザベス女王の等身大の蝋人形がある。
 
頭部が特にリアルで、というのもこれはデスマスクからとられているからである。
 
ってカンジで、デスマスクに基づいて王家の人々は蝋人形が制作されて、しばらくの間「まるで生きているように」展示されていました。
 
この章では王家の人々のデスマスクや、蝋人形がどのように扱われたかを紹介しています。
 
 
 
■3章「教皇の身体」
2章では「王家の人々」についてでしたが、この章では信仰世界の頂点に立つ教皇の身体はどのように扱われたかを紹介しています。
 
 
 
■4章「ルネサンスの蝋人形」
ルネサンス期のイタリアで作成された要人たちのデスマスク、蝋人形の紹介とともに、美術品としてデスマスクについての解説です。
 
 
 
■5章「ジャンセニストの死面」
フランスの数学者パスカルデスマスクの紹介から始まります。
 
彼が身を寄せたキリスト教の一派ジャンセニストのポール・ロワイヤル修道院ではデスマスクをとる習慣がありました。
 
指導者や要人のデスマスクや肖像について紹介しています。
 
 
 
■6章「ギロチンとフランス革命
マダム・タッソー(軽く下に紹介します)についての紹介から始まり、彼女がフランス革命の中で制作したデスマスク・蝋人形について紹介しています。
 
僕的にはこの章が一番読み応えありました。
 
-----------------------------------------
[本名]アンヌ・マリー・グロスホルツ(1761-1850)
 
マリー・アントワネットルイ16世フランス革命によって犠牲となった人々のデスマスク・蝋人形制作で有名な蝋人形作家。
 
彼女の名前を冠した蝋人形館が世界各地にあって、東京にも。
もともとはギロチンの犠牲となった首が中心だったが、今は映画スターや政治家が中心。
-----------------------------------------
 
 
 
■7章「近代の天才崇拝」
ナポレオンのデスマスクの紹介から始まります。
 
デスマスクが天才崇拝に係わり、まるで「聖遺物」のような扱いを受けたり、
一方ではデスマスクフェティシズムの対象になることは不健康で病的であり、死体愛好を助長するものとして批判対象にも。
 
という、デスマスクの二面性について紹介しています。
 
 
 
■8章「名もなきセーヌの娘」
セーヌ川は19世紀後半に、犯罪・自殺の舞台として「死者が眠る墓地」のようなものとなっていた。
 
この「名もなきセーヌの少女」は1880年頃セーヌ川で引き揚げられた自殺女性からとられたものである。
 
タイトルどおり、モデルの少女については何もわかっていなくて、そうした事情が当時の芸術家たちの想像力を掻き立てた。
  -----------------------------------------
 
 
読み終わってからはデスマスクってよりマダム・タッソー東京に行きたくなってきた。
機会があったら行ってみたいと思います。
 

片手キーボードPro

最近iPhoneに片手キーボードProってソフトを入れました。
 
iPhoneのキーボードには不満もあって、
・カーソル移動キーがない
英語キーボードで数字入力が出来ない
のが結構不便です。
 
Androidから乗換えた人は、そこの不満が結構大きいと思うんです。
 
 
そんな不満点がこのアプリでは解決可能なのだぁぁぁあ!

f:id:meishomisettei:20170126081149j:image

※赤丸部分でカーソル移動ができます。
写真は英語キーボードですが、フリック入力で数字の入力もできます。
でも0はちょっとキーボードのサイズを調整しないと入力が難しいかも。
 
 

f:id:meishomisettei:20170126081146p:image

※設定画面の一部。項目の多さに「ファッ!?」となることうけあいですw
 
細かなこと言うと、キーボード上に「キーボードを隠す」ボタンが設置できるので、長い文章の確認がしやすくて気に入ってます。
 
まぁしかし、このアプリにも不満点はありまして、
・純正のキーボードに比べてキーボードのスペースが大きくなりがち。
・ちょこちょこクラッシュする。
・音声入力にアクセスするには一旦純正キーボードに切り替えないといけない。
って点ですかね。
 
 
まぁそれを差し引いてもこのアプリは便利です。
価格も360円と安く、自分的には某TOKよりもお買い得感はあると思います。
 
 
あと、iPhoneのキーボードの小ネタを少し。
キーボードの追加で「簡体字中国語-手書き」を追加すると、

f:id:meishomisettei:20170126081151j:image

 

手書きで漢字の入力ができるんですね!

 
あとひらがなの「や」の上で左フリックで「 右フリックで 」が入力できるので、「」が楽に入力できますよ。
 
以上小ネタでした。
 
 

ステーシー  少女ゾンビ再殺談 読んでみた。

 
最近またゾンビ映画とかよく見てまして、
「あーゾンビの小説が読みたい」
と思って、近所の古本屋へ。
 
そこで目にとまったのが「ステーシー 少女ゾンビ再殺談 大槻ケンヂ」です。
あ~もうなんてゆーか、溢れんばかりのB級感w
 

f:id:meishomisettei:20170118020452j:image

大槻ケンヂは好きでして、今までに
 
・ぐるぐる使い勝手
・のほほんだけじゃだめかしら
グミ・チョコレート・パイン(グミ、チョコ、パイン編)
・行きそ行かないとこでへ行こう
・ロッキンホースバレリーナ
・のほほん雑記帳
 
あたりを読んだことがあります。
 
 
この物語の舞台は近未来で、15歳から17歳の女の子が突然人間を襲う屍体ステーシーとなって蘇る、「ステーシー化現象」が蔓延していたっていう、「なんじゃそら」って世界で繰り広げられる話らしいです。
 
が、内容は「ただグロイだけのB級作品」ではなくて「愛情に溢れまくった作品」でして、結構ホロリとくるし、終わりが美しく感じられました。
 
「終わりを美化」する表現ってのは昔から多いと思うんですが、死生観​とか、大切な人が先に逝ってしまった場合どうやって生きていけばいいんだろう?とか、考えさせられたり、意外と哲学的な作品だったのかも?
 
そう!これはゾンビで学ぶ哲学だw
 
 
ちなみに、一番グッときたのは「序章」。
ステーシーを再殺(ステーシーを止めるには、ステーシーになった少女の肉体を切り刻んで165分割しないといけない)する為の電ノコを売っているオヤジのセリフで、
 
「お客さん、キッチリ始末してあげなよ。あの娘たちはね、それがいちばんの望みなんだ。大切な人にね、再殺されるなら、あの娘たちは悲しくないんだ。むしろ嬉しいんだ。好きな人に血まみれにされることは、あの娘たちにとっちゃ幸福なんですよお客さん。あたしの娘は反抗期でね、世界一大嫌いな父親に切り刻まれて、いや不本意だったんでしょうな。再殺されてる間ずっと白眼をむいてましたよアハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ !舌をベロベロさせて最後の最後まで反抗期ですよアハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ!お父さんのバカってとこですかねアハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハでも俺は娘をこの世でいちばん愛していたんだ」
 
です。
 
「アハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ !」って3回出るんですが、
最後の部分だけ「!」が無いのが、なんてゆーかすごく切実な思いみたいなんが感じられました。
 
まぁ、しかしここだけ抜粋するとタダのイカレオヤジですねw
まぁでも世界に入り込むと、こんな不謹慎なセリフですら涙を流しそうになっちゃうのが大槻マジックなんですよ。
 
 
 
この作品は映画にも漫画にもなっているらしく、映画のパッケージがこれです。
パッケージに「PG-12」って書いているので、「12歳未満の方は、保護者の助言・指導が必要です」

f:id:meishomisettei:20170118020444p:image

加藤夏希が主演で、パッケージ見て気付いたんですが、筒井康隆氏も出てるんですねw
 
 
ちなみにこれが販促映像です。
ゾンビ映画なので、グロイ部分があります。
 
あと、本編とはあまり関係ありませんが。
序章で主人公の渋川がホラー作家という設定で、前半に
「メキシコからスモウ・レスラーに憧れ来日した少年が、親方の張り手で即死、「ドースコイ、ドースコイ」と呟きながら悪霊となって呪いをしかける」
という、「少年アミーゴ 呪いの土俵入り」って物語を書きかけ。という設定があるんですが、この小説が気になりすぎるw
 
 
あ~「少年アミーゴ」が読みたいww
 

 

 

マクベス (シェイクスピア)読んでみた。

 
昔からあまり演劇には興味が持てなかったし、今も興味がないんですが、こういう悲劇的な英雄譚は好きです。
本は読んだことないけと、「ニーベルンゲンの歌」とかも好きなので見かけることがあったら読んでみたいと思ってます。
 
-----------------------------------------
マクベスの主な登場人物
-----------------------------------------
 
タイトルからわかるとおり主役です。
スコットランドの勇敢な武将で武力に長ける。
 
同じ名前のスコットランド王が歴史上存在します。
設定が違うのですが、モデルとして使われたのかな。
 
 
ダンカン
「この野郎!」のターゲットとしてはあまりに有名なダンカン。
 
でもこの物語ではスコットランドの王です。
部下に対する労いもきちんとできる、有能でとても良い王様です。
 
マクベスと同じく、歴史上で同名のスコットランド王がいます。
 
 
●バンクォー
マクベスと同じく勇敢な武将であり、マクベスの親友。
 
 
●マルコムとドヌルベイン
ダンカン王の息子。
 
 
マクベス夫人
名前のとおりマクベスの嫁さん。
固有の名前は出てきませんが、僕的には今回一番印象の強かった人。
 
 
●3人の魔女
物語の冒頭は彼女らの語らいから始まる。
マクベスを惑わすなど、物語の重要なキャラですが、影が薄いです。
 
にこにこぷん」の↓くらいのキャラです。

f:id:meishomisettei:20170116210049p:image

 
 
●マクダフ
スコットランドの貴族で王に対する忠誠も厚い。
 
 
-----------------------------------------
■あらすじ
-----------------------------------------
ダンカン王は様々な戦果を重ねるマクベスに酬いるため、コーダ(スコットランドの町)の地を与え領主とすることを決める。
 
●一方その頃、戦より帰還中のマクベスとバンクォーの前に3人の魔女が現れる。
 
魔女はマクベス
・コーダ領主
となることを予言し、その後姿を消す。
 
 
マクベスは王からの褒美を聞いて、「予言が当たった!」と驚く。
ここからマクベスの中に企みの心が現れる。
 
 
マクベス 嫁さんにこの事の手紙を書く。
マクベス「魔女に王になるって予言された」
嫁さん「じゃあ私が今の王(ダンカン)殺したるわ」
 
たったこれだけで人を、自国の王を殺害しようと思うなんてかなり狂ってます。
 
 
ダンカンが家来らとマクベスの家にくる
 
 
マクベス ダンカンの暗殺を躊躇う。
が、マクベス嫁さんに煽られまくり、暗殺を決行。
 
罪は護衛になすりつける。
が、その後マクベスは自らの罪に悩まされることになる。
 
 
●貴族のマクダフがダンカンの死を発見。
貴族や、バンクォーは絶望し悲しむ。
 
息子マルコムとドヌルベインは父の死に陰謀を感じて、イングランドに亡命する。
 
 
●その後マクベスが王位を譲り受ける。
 
 
マクベスの次のターゲットはバンクォー。
(バンクォーはマクベスを疑っている)
マクベスがバンクォーに刺客を送り、バンクォーは死亡。
 
 
マクベスが宴を開く。
そこに死んだバンクォーの亡霊が現れる。
マクベスは怯え取り乱してしまい、座は白けてしまう。
 
その後マクベスは恐怖に狂い、暴政となり国は不安定になる。
 
貴族のマクダフは、イングランドに亡命した王子のもとに向かう。
 
 
●魔女らがマクベスと面談。
マクベスは罪に怯えるが、魔女が呼び出した幻影は
「女の生み落とした者の中には、マクベスを倒せるものは居ない」と告げる。
 
マクベスはそれを聞いて安心。
 
 
マクベスはマクダフがイングランドに向かったことを知り、刺客を送りマクダフの家族を殺害する。
 
 
イングランドでマルコムはマクダフと共にマクベス討伐を決意する。
 
 
●マルコムがイングランド軍を伴ってマクベスを倒しに来る。
 
マルコム側の仲間の数人が犠牲になるが、月足らずで母体の胎内から引きずり出されたという、マクダフがマクベスを倒す。
 
その後、マルコムが王となる。
 
チャンチャン♪
 
 
-----------------------------------------
■感想
-----------------------------------------
マクベスは終盤を除きまともで、自らの罪に苦しんだ結果狂います。
が、奥さんは始まりから狂いMAXです笑
 
前半影の薄かったマクダフが、後半は主役並みの活躍を見せて、しかもラスボス倒しちゃいますw
 
他マルコムの弟とか、バンクォーの息子とかはいつの間にやらフェードアウトしてまして超影が薄いですね。
 
僕的にはマクベスの奥さんが突き抜けて狂っていたのが最も印象的でした。
結構こういう古典?は女性が破滅への道を進めていく展開の物が多いですね。
 
亡霊が現れる設定があるので所謂「あの世」みたいなものがあると思うんですが、殺されたダンカンやバンクォーとマクベスと嫁さんはあの世で出会ったら、こうなるだろうなぁー。とか、でも天国と地獄があるなら被害者と加害者が交わることはもうないのかな?とか、勝手にあの世での展開を妄想するのが楽しい作品でした。
 
 
この作品はシェイクスピアの4大悲劇と言われており、他に
・オセロー
があります。
 
リア王もストーリー的に面白そうなので、古本屋で見かけたら読んでみたいと思います。