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神話や歴史のことや、行ってきた博物館や美術館のことを主に書くブログ。(雑記もあり。)

マクベス (シェイクスピア)読んでみた。

昔からあまり演劇には興味が持てなかったし、今も興味がないんですが、マクベスみたいな悲劇的な英雄譚は好きです。
本は読んだことないけと、「ニーベルンゲンの歌」とかも好きなので見かけることがあったら読んでみたいと思ってます。
 

マクベスの主な登場人物 

マクベス

タイトルからわかるとおり主役です。
スコットランドの勇敢な武将で武力に長ける。
 
同じ名前のスコットランド王が歴史上存在します。
設定が違うのですが、モデルとして使われたのかな。
 
 

ダンカン

「この野郎!」のターゲットとしてはあまりに有名なダンカン。
 
でもこの物語ではスコットランドの王です。
部下に対する労いもきちんとできる、有能でとても良い王様です。
 
マクベスと同じく、歴史上で同名のスコットランド王がいます。
 
 

バンクォー

マクベスと同じく勇敢な武将であり、マクベスの親友。
 
 

マルコムとドヌルベイン

ダンカン王の息子。
 
 

マクベス夫人

名前のとおりマクベスの嫁さん。
固有の名前は出てきませんが、僕的には今回一番印象の強かった人。
 
 

3人の魔女

物語の冒頭は彼女らの語らいから始まる。
マクベスを惑わすなど、物語の重要なキャラですが、影が薄いです。
 
にこにこぷん」の↓くらいのキャラです。

f:id:meishomisettei:20170116210049p:image

 
 

マクダフ

スコットランドの貴族で王に対する忠誠も厚い。
 
 

あらすじ

ダンカン王は様々な戦果を重ねるマクベスに酬いるため、コーダ(スコットランドの町)の地を与え領主とすることを決める。
 
一方その頃、戦より帰還中のマクベスとバンクォーの前に3人の魔女が現れる。
 
魔女はマクベス
となることを予言し、その後姿を消す。
 
 
マクベスは王からの褒美を聞いて、「予言が当たった!」と驚く。
ここからマクベスの中に企みの心が現れる。
 
 
マクベス 嫁さんにこの事の手紙を書く。
マクベス「魔女に王になるって予言された」
嫁さん「じゃあ私が今の王(ダンカン)殺したるわ」
 
たったこれだけで人を、自国の王を殺害しようと思うなんてかなり狂ってます。
 
 
ダンカンが家来らとマクベスの家にくる
 
 
マクベス ダンカンの暗殺を躊躇う。
が、マクベス嫁さんに煽られまくり、暗殺を決行。
 
罪は護衛になすりつける。
が、その後マクベスは自らの罪に悩まされることになる。
 
 
貴族のマクダフがダンカンの死を発見。
貴族や、バンクォーは絶望し悲しむ。
 
息子マルコムとドヌルベインは父の死に陰謀を感じて、イングランドに亡命する。
 
 
その後マクベスが王位を譲り受ける。
 
 
マクベスの次のターゲットはバンクォー。
(バンクォーはマクベスを疑っている)
マクベスがバンクォーに刺客を送り、バンクォーは死亡。
 
 
マクベスが宴を開く。
そこに死んだバンクォーの亡霊が現れる。
マクベスは怯え取り乱してしまい、座は白けてしまう。
 
その後マクベスは恐怖に狂い、暴政となり国は不安定になる。
 
貴族のマクダフは、イングランドに亡命した王子のもとに向かう。
 
 
魔女らがマクベスと面談。
マクベスは罪に怯えるが、魔女が呼び出した幻影は
「女の生み落とした者の中には、マクベスを倒せるものは居ない」と告げる。
 
マクベスはそれを聞いて安心。
 
 
マクベスはマクダフがイングランドに向かったことを知り、刺客を送りマクダフの家族を殺害する。
 
 
イングランドでマルコムはマクダフと共にマクベス討伐を決意する。
 
 
マルコムがイングランド軍を伴ってマクベスを倒しに来る。
 
マルコム側の仲間の数人が犠牲になるが、月足らずで母体の胎内から引きずり出されたという、マクダフがマクベスを倒す。
 
その後、マルコムが王となる。
 
チャンチャン♪
 
 

感想

マクベスは終盤を除きまともで、自らの罪に苦しんだ結果狂います。
が、奥さんは始まりから狂いMAXです笑
 
前半影の薄かったマクダフが、後半は主役並みの活躍を見せて、しかもラスボス倒しちゃいますw
 
他マルコムの弟とか、バンクォーの息子とかはいつの間にやらフェードアウトしてまして超影が薄いですね。
 
僕的にはマクベスの奥さんが突き抜けて狂っていたのが最も印象的でした。
結構こういう古典?は女性が破滅への道を進めていく展開の物が多いですね。
 
亡霊が現れる設定があるので所謂「あの世」みたいなものがあると思うんですが、殺されたダンカンやバンクォーとマクベスと嫁さんはあの世で出会ったら、こうなるだろうなぁー。とか、でも天国と地獄があるなら被害者と加害者が交わることはもうないのかな?とか、勝手にあの世での展開を妄想するのが楽しい作品でした。
 
 
この作品はシェイクスピアの4大悲劇と言われており、他に
があります。
 
リア王もストーリー的に面白そうなので、古本屋で見かけたら読んでみたいと思います。