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神話や歴史のことや、行ってきた博物館や美術館のことを主に書くブログ。(雑記もあり。)

寺山修司「家出のすすめ」読んでみた。

「家出のすすめ」の画像検索結果

僕は大槻ケンヂが好きで、エッセイをよく読むんですが、彼のエッセイには寺山修司の名前がよく出てきます。

前に「見世物博物館」に行った時も、この人の名前が出ていて、見世物文化に縁ある人として紹介されていました。

meishomisettei.hatenablog.com

 

寺山修司のことは、 名前だけは聞いたことがあるけどよく知りません。

ちょろっと彼のことを調べてたので、作者の寺山修司についての紹介と、面白かったり、共感したり、グサッときた項なんかを抜粋してみました。

  

寺山修司

 日本の歌人、劇作家。

「言葉の錬金術師」「アングラ演劇四天王の一人」「昭和の啄木」などの異名がある。
※演劇のことはあんまり興味がないからわかりませんが、寺山修司鈴木忠志佐藤信唐十郎って人達がそうらしいです。

競馬への造詣が深く、競走馬の馬主になったり、他マルチな活動をしていて、新聞や雑誌などメディアへの露出も多かったみたいです。

10歳の時に青森大空襲で家を焼かれ、父親を戦病死で亡くしています。

早稲田大学に入ってからは短歌活動をしていましたが、病気のため長期入院となり退学しています。

その後はシナリオ作家として活躍し、劇団を結成したりなどの活躍をしますが、47歳で敗血症で死去しています。

 

 

本の内容一部抜粋

サザエさんの性生活

w.ライセの「おしつけがましい結婚と長続きする性生活」を引用しつつ、『サザエは夫に性的な満足も与えず、「もっと稼げ」とムチ打つ悪妻だ!』など、サザエさんを性的な目線でこき下ろしまくります。

僕的にはもう、この時点で引き込まれました。笑

 

子守唄は嘘つき

子守唄には親のエゴイズムが満載で、子供に対するかわいさではなく、「言うことを聞くか、聞かないか」による可愛さと憎さしかない。
親の自分自身への労りが、子供への愛情より先行している。 
 

ちょっとグサッとくるものがありました。

 

持たずに持つこと

「確実でわかりやすい価値なんか、飼いならされた家畜の理想だ!」って書いてます。 

ちなみに僕はSiriに僕のことを「資本主義の犬」と呼ばせてます、ワンワン!!

 

石川五右衛門との架空対話

コント見てるみたいで面白かったです。

 

泣き男

お金を貰って故人のところに泣きに行く中国の習慣の話。
なんかこの習慣名前だけは聞いたことがあります。
 

僕が死ぬ時にも頼もうかな。笑

 

鼻論

人の悪口は最高だ!
「他人の悪口 = サービス」だってことを書いてます。

そうなのか!サービス精神旺盛な僕は、これから毎日陰口を叩こうと思います。笑

 

許してはいけない

世界で最も復讐心が強いのはイタリア人らしい。
「イタリア人は決して許さない。ただ、忘れるだけだ」
日本人は逆で「すぐ許すが、忘れない」と書いてます。

在日ファンクの「根にもってます」って歌を思い出しました。笑

 

迷信する権利

もっと迷信してもいいじゃん!
合理主義=1つの眠りから覚めたが、別の眠りに落ちている。

超シンパシィー!!

 

JapanOrogy

アメリカのドラマ・映画はハッピーエンドが多い。
日本は少ない。
でもハッピーエンドは、背後にある倫理観や道徳の押し付けがウザい。

あーなるぼど、だから僕はワンピースが嫌いなのか。笑

 

自由だ、助けてくれ

「自由」はもはや「不自由」の反対語ではない。
自由が多すぎると逆に不便。 

僕はポイントカードが嫌いなので、「ポイントカードをやたらに勧めてくる店」はなるべく行かないようにしてます。
「選択肢が減ると悩まなくて楽!」って思ってるから、これもかなり共感!

 

 

感想

共感する部分がかなりあって、当然そうじゃない部分もあったけど、それはそれで面白かったです。

「家出」=「失踪」ってよりは、「自立」とか「家族というしがらみからの脱却」的なメッセージを感じました。

そういえば昔「完全失踪マニュアル」って本を読んだな、まだ家にあるかしら。笑

 

この人の本で「書を捨てよ町へ出よう」って本も面白そうです。

また探して読んでみようかな。