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神話や歴史のことや、行ってきた博物館や美術館のことを主に書くブログ。(雑記もあり。)

ケルト神話について 1

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はじめに

最近「ケルト神話」に興味があって、ちょこちょこ本を読んだり、ネットで調べたりしています。

神話は、今まで「古事記」「ギリシャ神話」「北欧神話」「インド神話」「エジプト神話」あたりを軽くかじってきました。
もう殆ど忘れちゃったけど。笑

ケルト神話」って、ピクシーとか、ゴブリンとか、クー・フーリンとか「女神転生シリーズ」ではお馴染みの名前が結構出てきます。

 

今まで読んでは忘れ、読んでは忘れ・・・を繰り返してきたので、せっかく読んだり調べたりするんだから備忘録としてこのブログに書いていこうと思います。

 

深く調べるっているよりは、「概要的な」というのか「表層的」というのか、軽く全体を俯瞰するようなスタンスでまとめていきたいと思います。

僕は歴史や神話の専門家ではないし、薄っぺらい内容になったり、間違えることもあるかと思うんですが、よかったらコメントで優しく教えていただけるとありがたいです。笑

また、今後「ケルト神話」だけじゃなくて、他の国の神話なんかも書いていきたいと思うんですが、もしリクエストなんかあればコメントいただけると励みになります。

 

では、早速書いていきたいのですが、まず神話に触れる前に「ケルト人とその文化」について軽く触れておきます。

 

ケルト人とその文化について

ファランクスのイラスト

ケルト人は、ローマ帝国出現以前にヨーロッパ世界で覇権を握っていた民族です。
後にローマ軍やゲルマン民族の大移動の波を受けて、分断されたり、ローマに支配されていきます。

彼らの世界で大きな役割を持っていたドルイド(司祭)は「教えを文字に書くのはよくない」としていた為、文字としてではなくて、口伝で伝わっていきます。

ローマに支配されてからは、キリスト教の普及も相まって、文化や考え方がローマ化していった為、文化や神話の殆どは失われてしまいました。

現在伝わるケルト神話や文化の記録は皮肉にも、その殆どがローマ人やギリシア人によって残されたものです。
なので、内容もある程度は勝者であるローマ人やギリシア人の視点というか、彼らの編集が入っているものとなります。

 

アイルランドに伝わるケルト神話

今回は、一番体系的にまとめられていそうな「アイルランドに伝わるケルト神話」について書いていければと思います。

他の地方に伝わるケルト神話としては、イギリスのウェールズ地方に伝わる

アーサー王物語」なんかが有名です。
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アーサー王物語については、以前とりあげたことがありますので、よかったらご覧ください。
<新訳>アーサー王物語 読んでまとめてみた。(結構長文) - 名称未設定(仮)

 

アイルランドに伝わるケルト神話の概要

アイルランドに伝わるケルト神話は「アイルランド神話」ともいいます。
資料としては、中世に作られたものらしく、アイルランドの神々はキリスト教の普及に伴い文化と共に消滅していきました。

アイルランドの神話としては、大きく4つのサイクルがあります。

  1. 神話サイクル

    神々の物語

  2. アルスターサイクル

    英雄クー・フーリンの物語

  3. フェニアンサイクル

    フィアナ騎士団の物語

  4. 歴史サイクル

    歴代のアイルランド君主の物語

個人的に面白いのは、1~2あたりだと思ってまして、どこまで書くかわからないけど、順番的にはなるべく時系列に書いていこうと思います。

とりあえず次回は「神話サイクル」の概要になるのかな。